ミャンマーの素顔


ミャンマーの素顔

〜関西商人による現地報告〜


 

スクラップ&ビルド  

 どこの国にも『日本も含めて』予想どおりに実績が挙がらず撤退する企業、店があるものですが、この国ミャンマーほど期待を抱かせ、裏切られる国も珍しいようです。

 丸二年いますといろいろな真実が見えてきます。

 つい先日もヤンゴンで一番新しいビル、サクラタワーに大手家電メーカー、日立がヤンゴンのまちを見下ろすような日立のネオンサインの下一階フロアーにショールームをオープンされました。その反面もうすぐS電器の駐在員はシンガポールに異動され、ローカル企業が営業を担当するようです。いろいろ努力され地固めをされようとしてもミャンマー人は一筋縄では行かないようです。S電器さんもゴルフ仲間なのでまたまた淋しくなります。商社、企業はそれでも何年か継続努力されていますが、日本レストランとなれば話は別です。この前オープンしたかと思えばもう閉店です。

 閉店したかと思えば名前を変え出店です。ミャンマーらしいですが、顧客の一人として辛いものがあります。ここで消え去った、あるいは消えるのが決まった店を紹介します。

 昨年華々しくオープンパーティーをされた『花丸』、閉店しました。『ジェードリーム』、閉店しました。観光客に人気はあったのですが。トレーダースホテル一階の『立琴』、閉店だそうで、日本人シェフ帰国されました。唯一ヤンゴンで美味しく安全に食べられていた『勘八』、ボーリング仲間の平さん帰国され、タイ人の板さんになり味はご想像のとおりになりました。天理ラーメン、「どこにいったの」?引っ越し先の名刺を貰いましたが、見当たりません。名前の変わった店。熊本が雪国ヘ、銀座が日本橋へ、サクラがニューサクラそしてもう分かりません、覚えるまもなく変更するもので・・・。

 そんな中で今年六月ごろオープンされた『シャブ亭』さんは経営者の若い夫婦の人柄もあり、もちろん食材も日本から輸入されてますので、味もよくお客さんに大好評です。

 これで『一番館』と『シャブ亭』と、日本人が直接料理をしていて流行っている店はヤンゴンで二軒目です。最後に昨年リタイアした『古里』もうすぐ再デビューです。日本人が少ないのでミャンマー人も食べれる炉端風レストランですって。本当に今度は大丈夫でしょうか?

美山 大助




[BANGKOK SHUHO]