ミャンマーの素顔
〜関西商人による現地報告〜
虫も殺せない
結構きついことを言ったり、そのとんでもない行動でミャンマー人にはいつも驚かされますが、彼らは蚊や蝿の虫類を殺せません。
タクシーに乗っても必ず蚊が何匹かいます。この場合一生懸命殺しているのは私だけで、運転手も通訳も平気です。平気なはずです、こちらの蚊はミャンマー人に比べると日本人の血がおいしいのか、日本人ばかりに向かってきます
また、レストランの蝿も所構わず飛び回っていますが、従業員は素知らぬ顔。一方、日本人の経営者は蠅叩きで大奮闘です。
通訳に「蚊も蝿も病原菌の媒体になるの知っている?」と聞くと「はい知っています」との答え。私が「なぜ殺さないの」と更に聞くと「はいマスター、可哀想だから」とのこと??
衛生面で大変遅れていると書きましたが、こんなところにもその一端が見えます。とにかく気にならないのです。あまりにも多すぎて、虫もよくそのことを知っているのか我が物顔です。インドネシアかマレーシアか忘れましたがトイレ等を綺麗にしましょうという法律ができたそうです。この国も、衛生面での立ち遅れを取り戻すには法律が必要かもしれません。
本当にミャンマー人は色々なことを知らない、教えられていない、気にしません。学問は熱心に覚えていますが実践しない頭でっかちな人達です。
日本語講師
長い滞在になるミャンマーでなにか一つでも良い事ができないかと考え、ボランティアで北オクラパの僧院の日本語講師をしています。
一週間一回「土曜日」の二教科です。僧院の授業は、無料で生徒に門戸を開いています。学生、あるいは仕事をしている人でも授業に興味があれば誰でも受講できます。
普通の学校と異なり一週間で土曜、日曜の二日間、朝九時から夕方五時ごろまで行っています。生徒の数は土曜日で約三〇〇人ぐらい、日曜日で四〇〇人ぐらい集まり、英語、日本語の授業が人気があります。
先生方も色々な方がいらっしゃいまして教師の資格をお持ちの先生はお一人です。かくいう私も新入社員の研修以来の講師で最初は緊張の連続でした。ミャンマー語が話せないものですからクラスは上級のAとBを担当しております。レベルでいいますと、Bで簡単な日本語が話せる程度でAはかなり難解な漢字も理解できます。
以前の先生方の授業の仕方にもよると思いますが、私も使ったことのない、あるいは辞書に今は載っていない漢字まで知っています。
生徒の一部は、日本人でも知らないような昔の漢字や使い方を覚えて自分はできるでしょうと自慢したいようです。
私の生徒約五〇人、このうち日系企業に勤めたい人九〇%、日本語のガイドになりたい人は一〇%です。言葉もそうですが日本人の考え方を私は教えています。「今のままではとてもじゃないが使えない。」
美山 大助
|