アジアの風に恋をして

ミニコミ情報


 バンコクでの生活は、日本の四季の変化を差し引いても日本でのそれとたいして違わずに暮していけると思う。食材を中心として一通りは、生活上の買いたい物は手に入る。もち論、日本のように各種が品質が良く品数が揃っているわけではないが。

 日本語での情報も定期的に入ってくる。バンコク市内の催し物、ディスカウントセール、旅行案内、料理店紹介、塾生募集はたまたネオン街までもチラシやミニコミ紙、小冊子、定期刊行物等で情報を手にすることが出来る。タイ情報の収集を業務の一つとする私にとっては、ありがたい各種の印刷物である。それらを挙げてみると―。

・メコンデータ情報紙ダコ DACO、 月二回発行。
この情報誌のいいところは、エンターテイメントの紹介、タイ語紙の日本関連記事の紹介そしてカンボジア、ベトナム、ラオスのミニ情報の紹介である。

・The Voice Mail紙、月二回発行。
タブロイド版のこれは、題字下で扱う「ボイスハンター」という読者からのタイについての疑問、珍問にまじめに取材し報告しているのがいい。例えば、二月十日号は、バレンタインデーを前にして市販されている三種類のチョコレートの味比べ。どれが、甘く、どれが苦味があり一番の好みのチョコは、といった触覚レポート記事。二月二十四日号は、タイ国の大学と入試の新制度についてまじめに書いている。情報収集で使わせてもらった私である。

・KOKOサロン紙、月二回発行。
ごとにグリーン系の見出しが目に入り落ち着かせる。タイの旅情報やグルメ収集に関してはしっかりした内容。知らにゃ損情報コーナーは読ませるシリーズもの。私が、必ず切り取る箇所は、NHK WORLDのみどころ紹介欄。

・WEB紙、月二回発行。
上記のグリーン系に対抗するのでもないのだろうが、こちらは、エンジ系で読者を引き付けている(?)。題字下は時の話題で一気に読ませる。二、三面のイベント紹介は、写真を添えての編集。特に映画好きの私にとっては、最新作の映画案内と上映先の紹介はだーい好きである。DEKIGOTO in THAILANDという紙面は、「おかしな、奇妙な、タイの事件をご紹介(同紙面から引用)」ということで、タイ字紙社会面からピックアップ。正にタイ社会の一面をうかがい知ることができる。更に紙面をめくると、WEBおすすめレストラン情報行きたいお店が目に飛び込む。それで、私は早速試食に出掛けたのである。

・タイ自由ランド紙、月二回発行。
グリーン系、エンジ系に続いて当紙は、ブルー系で印象付ける社会派情報誌である。二月二十一日号の同紙は、トップ見出しで、「『自由』な職業求めてタクシー選ぶ人から指図されない快適さ」とタイ景気低迷の影響、タイ人気質とタクシー業界の実情をリポート。紙面をめくるごとに硬派見出しが目に入る。「インターネットで人材派遣欧州大手がタイに参入」、「日本人がタイで葬式を行う区役所への報告から火葬まで」。見開きのスクムビット・マップは拡大鏡でチェック。スクムビットの一住居人として知らないわけにはいかないからだ。

「タイ古式&足ツボ・マッサージ シーロム界隈で穴場発見!!タイ語できりゃ、250バーツ 待ち受ける受付嬢の厳しい目」。読ませる見出し作りで最高。

 その他、まだ紹介したいミニコミ情報紙(誌)はいくつかある。いずれにしても、私にとっての貴重なニュース・ソースであることにはかわりはない。感謝感謝。  

(OVTAタイ事務所所長)
開原 紘


[BANGKOK SHUHO]