罰当たりな泥棒?! 守護ペンダント・センターに強盗、合計約80万バーツ相当の品が消える


 今月十一日午後四時頃、バンコク市内バーンイーカン警察に、「パーター・デパート」ピングラーオ支店裏にある、仏陀や有名な僧の像をフレームに納めた御守りを扱うセンターに強盗が押し入り、センター内の数店が襲われ品物が盗まれた、との連絡が入った。 警察の調べによると、一階建てセンターの出入り口に備えられている鉄格子の扉は、特に壊された形跡もなく、平常通りだったという。

 建物の中は、ガラスで仕切られた三十室の小部屋になっており、それぞれが店になっている。その中の「ラーン・ウアン・サワンカローク」と「ラーン・ヤーナチョート」、そして「ラーン・スパー」の三店が強盗に押し入られ、仏像の御守り等が目茶苦茶に荒らされていた。

 「ラーン・スパー」の店主のスパーさん(四五)に事情を聞いた。

このセンターは午前十時から午後十時まで営業しており、事件当日の朝、スパーさんは息子に店を開けるよう指示をし、後で店に来た時には既に中が荒らされ、価値の有る商品が盗まれていたという。

被害に遭ったのは、タイ独特の細かい彫物が入っているシルバー製の御守りを納めるフレームが千個。そして有名な仏像の御守りが四十体、合計約八十万バーツ相当(約二五〇万円)の価値有るものばかりである。その中には、テレビ・ドラマ「メー・シー・プライ」に出演した俳優のデチャーさんとミーサックさんの品物も含まれていた。強盗に荒らされた他二店では、まだ整理が終わっていないので、何が盗まれているのか分からないという。

 事件の起きた朝九時頃、センター内の掃除に来たサムリーさん(四八)は、次のように証言した。

「私がいつものように朝9時頃掃除に来ると、鉄の扉は既に開いてました。中に入ると、三十才位の男が立っていて、側には二つのビニール袋が置いてありました。不審に思ったので、私が「何をしているの?」と尋ねると、男は「御守りのフレームを持って来たのですが、ここは何時にオープンするのですか?」と聞いてきました。私が「朝十時からよ」と答えると、男は「まだ時間があるので出直します」と言いながらその場を立ち去りました。」

 警察は、犯人が“グンチェー・ピー”と呼ばれる、どんな扉をも開けることが出来る万能鍵を持っていて、店に入り中の商品を盗んだか、又は、センター内に店を出している誰かがスパイを雇って中の貴重な品を盗ませた可能性もあるとしている。



[BANGKOK SHUHO]

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