燃え尽きない嫉妬の炎に苦しむ女の憎愛

口論の果てに浮気者の内縁の夫を殺害.その局部を切断し皮を剥ぐ


 今月15日午前5時40分、バンコク市内カンナーヤーオ警察は、ラープラオ区ラムイントゥラー通りで、男性が殺されたという通報を受けた。

 現場の家は、四階建てのショップハウス。一階の部屋に置かれた木製のベッドの上で、プラトゥアンさん(40)が血だらけになって死亡していた。死体は、黄土色のシャツに緑色の半ズボンという姿で、ピンク色の厚地の布で覆われていた。警察官が布を取り払うと、半ズボンは膝下まで降ろされており、局部が鋭利な刃物で切り取られていた。

 そして、死体の傍らには、切り取られ皮を剥かれた被害者の局部が皮と一緒に置かれており、さらに、切り取られた局部の先端が側に落ちているという無残な状態だった。

 胸部と左頸部にはナイフでつき刺された跡が五ヵ所あり、頭部と額は、金槌で強く叩かれ陥没していた。右手のひらにもナイフの切り傷が見られ、死体の近くには、犯行に使われたと思われる長さ20センチのナイフが発見された。  もう一人、怪我をしてシンペート病院に運ばれたリンさんという女性がいた。

 リンさん(39)は、殺されたプラトゥアンさんの愛人で、腹部に一ヵ所、その他にも数ヵ所ナイフで刺されて重体とのことであった。

 プラトゥアンさんの弟、ミンさん(32)は、「兄は、ターク県から買い取った石をバンコクで売るという商売をしていました。リンさんは、兄の三番目の愛人で、もう一年以上も兄と一緒に暮らしていました。兄はプレーボーイで、リンさんは嫉妬深く、軽いノイローゼになっていたようです。最近は、金銭的問題からしばしば口論をしていたようでした。」と語った。

 ミンさんの証言から、警察は、口論の末に、プラトゥアンさんが寝入った頃を見計らって、リンが犯行に及んだ可能性が強いと見ている。

 同日午前11時頃、カンナーヤーウ警察が、ノッパラット病院に移されたリンに事情徴収を行ったところ、「その夜、酔っぱらった旦那からセックスを求められましたが、私が拒否すると、旦那は酒瓶で私の頭を殴りました。その後、私と旦那は掴み合いの喧嘩になりましたが、酔っぱらっていた旦那より私の方が強く、頭に血が上っていた私は、悔しさから旦那を殺してしまいました。」と犯行を自供した。

 警察は、リンの証言に不審な点もあるとして、再度事情徴収を行い、詳しく調べることにしている。



[BANGKOK SHUHO]

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