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村で有名な金貸し業を営む六〇才の男性、就寝中何者かに襲われ射殺される 借金の清算目的による犯行か 今月二十六日早朝五時、カンチャナブリー県ターマッカ警察に、ターマッカ郡カオサムシップハー村で、男性が射殺されたという通報が入った。 事件が起きた家は、二階建て一軒家。警察が駆けつけると、一階の部屋のスライド式ドアが少し開いており、中に置かれているベッドの上で、家主であるブンソンさん(60)が仰向けになって死んでいた。死体は血だらけの状態で、11mm型ピストルで背中と左首を撃たれ、首を撃った銃弾は右首を貫通しており、ほとんど即死だったと思われる。 傍らでは、妻のラマーイさん(58)と娘のラミアットさん(22)が、ブンソンさんの死体を抱き抱えて泣き崩れていた。 ブンソンさんは、村でも有名な地主で、金貸し業も営んでいたとのことで、ベッドの下からは、数十名にのぼる借金者のリストが発見され、警察は重要な参考資料として署に持ち帰った。また、ブンソンさんは、所有の土地を貸したり、村の商人に融資もしていたことから、債務者は他にも多数存在することが判明した。 ブンソンさんは最近になって、アンマプルック病を患い、身体が不自由になったことから、身辺の世話をしてもらうために、近くの村から美人の未亡人を第二婦人として迎える予定だったという。 事件前、ブンソンさんは一階自室のベッドで一人で寝ていた。そこへ、二人の男を乗せたバイクが家の前に停まり、一人の男がドアを開け、寝ていたブンソンさんの背中と首に発砲した。その後、男達はバイクで逃げ去ったという。 二階で寝ていた妻と娘は、階下でピストルの発砲音が二回聞こえたので、驚いて駆け降りたところ、既にブンソンさんは死亡していたとのことである。 警察では、ブンソンさんから借金をしている何者かが返済に困り、清算目的で犯行に及んだ可能性が強いと見て、債務者を調べ上げ、犯人割り出しを急いでいる。
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