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前妻を諦め切れずに 心中を図る 止めに入った義姉も巻き添えに
今月十日午前九時、サムットソンクラーム県市内ラードヤイ警察に、ナンタキアン村で一人の男性が焼身自殺した、という通報が入った。 警察が現場に駆け付けた時には、負傷した三人は既にソムデーッ・プラ・プッタラートラー病院に運ばれた後だった。三人の内一人は、自分の身体にベンジンを振りかけ火を着けたニヨム(三二)、全身大火傷で危篤状態だった。二人の女性は、チャルワンさん(二六)とプラニーさん(三二)。チャルワンさんは、ニヨムさんの前妻で腹部を三ヵ所刺されて重傷。プラニーさんはチャルワンさんの実姉で、胸部と下腹を二ヵ所刺されて同じく重傷。 警察の調べで、ニヨムはチャルワンさんと結婚したが子供は居なかったこと、三ヵ月前に性格の不一致から離婚していたことが判明した。 その後も、ニヨムはチャルワンさんの事が忘れられずに毎日のように復縁を迫ったが、チャルワンさんは性格の不一致を理由に断っていたという。 事件前、ニヨムは再び復縁を懇願したが、チャルワンさんが冷たく拒絶したため、腹を立てて頭に血が昇ったニヨムは、ナイフを取り出しチャルワンさんの腹部を刺した。この時二人の争いを目撃したプラニーさんが、妹を助けようと走り寄って来たところ、ニヨムは同じナイフでプラニーさんも刺したという。 ニヨムは大量の血を流して倒れている前妻を見つめ「もう助からない」と思い込み、自分も後を追って死ぬ事を決意、ベンジンを持って来て自分の身体に降り注ぎ火を着けた。 しかし、近所の人が三人を助け直ぐに病院に運んだため、三人とも一命は取り留めたという。
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