ドイツ国籍の青年、40階の部屋から飛び降り自殺

落下途中、12階のベランダ手すりに当たり、上半身と下半身が真っ二つに!!


 今月17日午後3時40分、バンコク市内パヤタイ警察に、プラトゥーナームにある44階建てのバイヨーク・ホテルから外国人男性が飛び降りた、という通報が入った。

 警察が現場に駆け付けると、ホテル前の道路に、紺色の半ズボンと白いスニーカーを履いた“下半身だけ”の死体が落ちていた。内蔵の全ては近くに飛び出るという、思わず目を覆いたくなる光景だったが、100人近くの野次馬が恐る恐る遠目に、その下半身だけの死体を取り囲んでいた。

 警察は、その後、12階のベランダにTシャツを着た上半身だけの死体を発見。落ちた時の衝撃で死体はかなり傷んでおり、多量の血が飛び散っていた。

 警察は、死亡した男性が宿泊していた40階の402号室を調べるためにドアを開けようとしたところ、ドアには内側からチェーンが掛かっていたので、先ずチェーンを切りはずしてから部屋の中に入った。部屋の中からは、スーツケース二個、メモ帳一冊、ビールの空き缶が一缶、半分だけ残っているマーボロのタバコが発見され、床には壊れた窓ガラスの破片が散乱していた。

 死亡した男性は、ドイツ国籍の学生、ノールメーン・ウィステルさん(22)と判明。

 ノールメーンさんがチェックインした時、スーツケースを運んだベルボーイのユッタポンさんの証言によると、その時のノールメーンさんの様子は、終止何も話さず、黙り込んでいて、時々ボーッとしていた、とのことである。

 ユッタポンさんは、部屋までスーツケースを運び終わった時に一ドルのチップを貰い、そのままロビーに戻り、しばらくしてノールメーンさんが部屋から飛び降りた事を知らされた。

 バイヨーク・ホテルの役員である、チャイヤポーンさんは、「ノールメーンさんは、午後3時20分にチェックインし、一日1840バーツの宿泊代で、今月20日まで滞在する予定でした。その後はドイツに帰ると聞いていました。ここに来る前は、スラタニー県のサムイ島に滞在していたとの事ですが、サムイ島にどれくらいの期間滞在していたのか、何をしていたのかは知りません。」と信じられない出来事に、ショックを隠せない様子で語った。

 警察では、ノールメーンさんは、サムイ島でヤー・セーブ・ティット(覚醒剤)を飲用、そのことからストレスが溜まり、精神不安定に陥っていたか、もしくは、サムイ島の自然と女性の虜になってしまったが、実家の親からはドイツに戻るように促されていたことが原因で、落ち込み悩んでいたか、等の理由により、ホテルの部屋に着いた直後にビールを飲み干し、発作的に窓ガラスを突き破り、死への空中飛行に及んだのではないかと推察している。

 身体が落下していく途中で、12階のベランダの手すりの縁にブチ当たり、40階から落ちて来た加速力と体重の衝撃で身体が真っ二つに千切れ、上半身は12階のベランダに落ち、下半身はそのまま下の道路に落ちたものと思われる。

 ノールメーンさんの遺体は、サーターバーン・ニティウェート(公的に検死を行う機関)に運ばれ、現在ドイツの親族を待っているとのことである。



[BANGKOK SHUHO]

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