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ミャンマー国籍の4人組強盗、 パトロール中の警察官と近所の人々の協力で3人を逮捕、残り1人は逃走中 今月十三日午後十二時、バンコク市内プラカノーン警察は、プラカノーン区スクムビット通り一〇一にある家が、ピストルとナイフを持った四人組の強盗に押入られた、との通報を受けた。 被害に遭った家は、金塗りの扉の付いた塀に囲まれた三階建てタウンハウス。中にはトヨタ・カローラが一台駐車していた。 事件発生当時、通報を受けた警察からの連絡で、ちょうどバイクで近辺をパトロール中だった警察官が駆け付け、家から逃げ出してきた犯人四人に遭遇。近所の住人との協力で四人の犯人の内三人を取り押さえ、一人はそのまま逃げ去ったという。 捕まったのは、スラデーット(二〇)、ジョニー(二三)、ガイ(一八)の三人。全員が違法でタイに入国したミャンマー国籍だった。警察が三人の身体を調べたところ、折り畳み式ナイフ二本、ピストル型のライター一個が発見された。 家の中を調べた結果、玄関の床と壁に大量の血痕が付着し、その血痕は上階に上がる階段へと続いていた。血痕の跡を追ってたどり着いた中二階の部屋はメチャクチャに荒らされていた。 体中に殴る蹴るの暴行を受け、さらに首筋をナイフで切られるという重傷を負った家主の女性カニターさんは、既にタイナカリン病院に運ばれ、集中治療室で救命治療を受けていた。 事件当時三階自室に居たカニターさんの娘ピムトゥオーンさん(一三)は、「私が三階の部屋で寝ていると、ドア口のベルが鳴る音が聞こえましたが、いつも母親がドアを開けるので、私は特に気にも留めませんでした。しかし、しばらくして、下から母親の〃ギャーッ!!〃という悲鳴が聞こえたので、ビックリして階下に降りようとしたところ、再び母親の悲鳴が聞こえたのです。そして、上階に上がって来る足音が聞こえたので、恐ろしくなった私は急いで自分の部屋に戻り鍵をかけると直ぐに警察に電話したのです」と証言した。 事件が起こって、しばらくしてカニターさんの夫ピナイさん(四七)が帰宅。ピナイさんは事件の知らせを聞き急いで家に戻ったのであった。 ピナイさんは警察の事情聴取に対し、恐怖でビクビク震えながら、「普段妻は知らない訪問客には簡単にドアを開けることはしないのですが、今回何故ドアを開けたのか不思議です。使用人はミーとマーという名前のミャンマー国籍の女性が二人居ます。先日までヌイという同じくミャンマー国籍の女性も雇っていましたが、家の中の物を盗んだので解雇しました。その後、ヌイからは〃家の中の物を盗んでやる!!〃という脅しの電話も有りました」と語った。 犯人の一人スラデーットは、警察の取り調べで次のように供述した。 「私がカニターさんと知り合ったのは、ミャンマー人の女性をメイドとして紹介した事がきっかけでした。先日、カニターさんから〃盗まれた物を取り返したいので、一、〇〇〇バーツ出すからヌイを探し出して欲しい〃と頼まれました。そこで私はカニターさんの家を訪ね、中に入った時、高級品が沢山ある事が分かりました。その時私は、最近タイ政府が違法入国者の外国人を追放しようとしている情報を思い出し、お金が無いまま帰国するのは困るので、この家の物を盗み出す事を思い付いたのです。私達はピストル型のライターをカニターさんに突きつけ、金目の物が保管されている場所を教えるよう脅したのです。しかし、カニターさんは教えようとしなかったので、腹を立てた私達はカニターさんの体中を殴り付けました。それでも言わないので、ナイフでカニターさんの首筋を切り付け、自分達で家の中を捜すことにしたのです。まだ何も盗み出していない内に、パトロール警察官がやってきたので、私達はバラバラに逃げ出しました。捕まらずに逃げ切った仲間は、同じミャンマー国籍のメンという男です」 別の犯人ジョニーは、「三人のミャンマー人の仲間と物を盗む目的でこの家に来た訳では有りません。ローというミャンマー人の女性をカニターさんに紹介する為に来たのです。私が家に着いた時には三人のミャンマー人の男は既に来ていたのです。事件が起こった時は、私もビックリして何がなんだか分からず、慌てて外に飛び出しました。私は警察官に捕まってしまい、ローは何処かへ逃げてしまいました」と供述。 警察は、ジョニーの供述は偽証であると判断し、三人を窃盗及び傷害の容疑で逮捕した。
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