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三角関係のトラブルが原因か? 趣味の凧上げを楽しんでいた五十六才の男性、二人組の男に射殺される 先月二十三日夕方、ノンタブリ県パクレット警察に、パクレット郡ムアンタニ住宅地区内広場で人が撃たれた、との通報が入った。 警察が駆け付けると、地面のあちらこちらに血痕が見られ、九ミリの薬莢が三個落ちていた。 撃たれた男性は、既にモンクット・ワッタナ病院へ運ばれた後だった。警察が病院に行くと、その男性は医師の手当てを受ける前に死亡したとのことであった。 被害者の男性はサンティさん(五六)。背中中央と右脇腹に一発づつの銃弾を受けていた。所持品は、現金、ダイヤモンドの指輪一個、そしてダイヤ入りローレックスの腕時計が一個。 目撃者の証言によると、その日、サンティさんは自分でピックアップを運転して広場にやって来た。一人で凧上げをして遊んでいる時、突然バイクに乗った二人の男がサンティさんの後方に現れ、バイク後部座席に乗っていた男がサンティさんにピストルを向けて三発発砲、その内の二発が命中しサンティさんは血まみれになりそのまま地面に倒れたという。犯人の男達は倒れたサンティさんが既に死亡したものと思い、重さ十バーツの純金のネックレスと仏像のお守りを奪い取るとテワナン通り方面に向かって走り去ったという。 サンティさんの一番目の妻マリーさん(五〇)と二番目の妻ポンティップさんの二人は「夫」の悲報を聞き病院に駆け付け、変わり果てた夫の姿を見ると遺体を抱きかかえて泣き叫んだ。 少し気持ちが落ち着いた頃、マリーさんは、「夫とはもう二〇年程一緒に暮らしており、プラカノン区のオンヌット通りにプラ・カポン(魚の一種)の養殖池を持ち、魚を輸出する商売を行っていました。去年、夫はポンティップさんを二番目の妻として迎え、プロームプルックサー住宅地に新しい家を彼女の為に買いました。私はもう年を取っているのでポンティップさんの事は特に気にはしていませんでした。私自身はオンヌット通りの家に住んでいます。週の内二ー三日、夫はポンティップさんの住む新しい家に会いに行っていました」と語った。 サンティさんが撃たれた理由については、二人の妻は口を揃えて「心当たりはない」と答えた。なぜなら、サンティさんが他の誰かと喧嘩しているのを一度も見た事がないからだと言う。 二番目の妻ポンティップさんが語るには、サンティさんは凧上げが大好きで、毎日ムアントンタニーの広間に車で行き凧上げを楽しんでいたという。彼女もこれまで何度か一緒に行ったことがあるが、事件当日は家の仕事が残っていたので彼女は行かずにサンティさん一人で出掛けた。そして、何者かに射殺されるという運命の日となってしまった。 警察は、犯人の動機を三つに分けて推察。一つは、金目の物を狙った殺人。二つめは、商売の利益に関するトラブル。三つめは、女性関係によるトラブル。そして特に三つめの動機の可能性が高いと見ている。 警察が調べた結果、ポンティップさんはサンティさんと一緒になる前、あるホテルのキャッシャーで働いていたが、その頃彼女には別な恋人が居た事が判明したからだ。しかし、その後サンティさんに見初められ、彼の二番目の妻となった。その事から、ポンティップさんの前恋人が悔しさからサンティさんを恨んでいた可能性が強いからだという。 警察は、サンティさんが身に付けていた高価な指輪と腕時計が盗まれていない事から、物取りによる殺人の可能性は薄いと見ている。
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