三才の男児、寝起きに母親を捜し歩き、誤って十四階から落下、即死


 今月十六日午前三時、ノンタブリー県パークレット警察は、ムアントンタニー・コンドミニアムのC―5棟上階から子供が落下し死亡した、という通報を受けた。

 警察が現場に駆け付けると、十六階建てのコンドミニアムの前の通りには大勢の野次馬が集まっており、血だらけで横たわっている幼児の死体を取り巻いていた。

 死亡した男児は、タナーちゃん(三)。アニメ柄のTシャツを着て、パンツは履いていなかった。道路に落ちた衝撃で、後頭部は割れ、両手足は骨折して折れ曲がっていた。 タナ−ちゃんの死体の側では、母親のマリワンさん(三八)が気が狂ったように泣き伏していた。

 警察がマリワンさんに事情徴収したところ、マリワンさんは、マイクロバスの運転手をしている夫のティーラサックさん(三八)と一人息子のタナーちゃんとの三人で十四階の一四一二号室に住んでいるとのことであった。

 事件前の夜、マリワンさんとタナーちゃんの二人は早めに床に就いた。夜中に目覚めると夫がまだ戻っていなかったので、マリワンさんは一階にあるレストランまで夫を捜しに降りた。なぜなら、夫はいつもそのレストランで友達と一緒に酒を飲んでいるからである。その時、タナーちゃんは部屋に一人残されたままだった。恐らく、マリワンさんが夫を捜しに部屋を出た後、目が覚めたタナーちゃんは、部屋に誰も居ないので不安になり、フラフラと一人で母親を捜し歩き、窓際に置かれていた洗濯物干しをどかしてそのまま誤って落下したものと見ている。



[BANGKOK SHUHO]

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