小学生が銀行強盗!!--- ビデオ・ゲームでお小遣いを使い果たし、4回目の犯行でついに御用


 先月31日午前8時、アントーン県ポートーン警察に、クルンタイ銀行ポートーン支店の職員から連絡が入り、銀行に泥棒が押し入ったとの報告を受けた。

 警察が銀行に駆け付けると、裏側の窓全てがこじ開けられており、部屋の中には犯人のものと思われる足跡があちこちに残されていた。職員の机は引き出しが開けられ目茶苦茶に荒らされている状態だった。ある職員の話によると、机の引き出しにしまわれていた現金670バーツも消えているという。  銀行の職員が防犯ビデオを再生したところ、モニターに映し出された犯人像を見て、そこに居合わせた銀行職員や警察官、取材人など全員が驚嘆の声を上げた。画像の中の犯人全員が、ポートーン郡のある小学校に通う生徒達の顔だったからである。ほとんどがまだ10才前後の男の子であった。

 警察が、その子供達が通っている小学校を訪ねると、防犯ビデオに映されていた2年生のエー(仮名/7)、3年生のゴー(仮名/8)とペット(仮名/8)、そして学校には行っていないトン(仮名/12)の4人は校庭で無邪気に遊んでいる最中だった。

 警察は、彼らの顔が銀行に押し入った犯人である事を確認した後全員を署に連行した。 4人を取り調べた結果、銀行の窓をこじ開けて中に忍び込み、現金その他を盗んだ事を素直に認めた。さらに、それ以前にも強盗に入り現金700バーツを盗み出した事も自供。これまでにも3回程犯行を重ねて来たが、警察に捕まらなかったため、味を占めて再度犯行に及んだようだ。

子供達は、泥棒に入った理由として、最近の不景気で両親から玩具を買ってもらえなくなり、また貰ったお小遣いはゲームセンターのビデオ・ゲームで遊んで使い果たしてしまったため、遊ぶ金欲しさから、友達と相談して銀行に盗みに入る事を考えたという。

銀行の窓は意外に簡単にこじ開けることが出来たと言い、盗んだ現金は仲間内で分配し、既にビデオ・ゲームで使ってしまっていたという。

 警察は、子供達の両親を呼び出し詳しく話を聞くと共に、ビデオ・ゲーム・センターの経営者にも慎重に客を選び、児童生徒等は入れないように注意するとのことである。



[BANGKOK SHUHO]

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