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驚くのは「サソリの宮廷料理」 だけではなかった!!
『シーラチャー虎園』のお楽しみショーは、〃サソリ数千匹と戯れる美女〃、そして〃虎63頭とケニア人の織り成す大スペクタル〃 『ターム・パイ・ドゥ(後を追って見に行く)』という人気テレビ番組の女性キャスター、プローイ・チャランブラさんは、チョンブリー県のサタヒップ軍用港に停泊中の、海軍が新しく購入した大型戦艦「ルア・ルアン・チャックリー・ナルベー」を取材撮影に行く途中、シーラチャー郡にあるスアン・スア・シーラチャー(シーラチャー虎園)に立ち寄った。というのは、客に見せるショーの一つとして、若い女性が毒を持つメーン・ポン(サソリ)と一緒に登場する、という情報を入手したからである。 この虎園は、以前、サソリをそのまま油で揚げた宮廷料理を特別メニューにしている事で大きく報道されたことがある。 プローイさんが虎園に到着した時には、丁度そのショーを行っている最中であった。赤いドレスに身を包み、サソリと戯れているのは、ジェーンチラーさん(20)。赤いレースを透して見える白い肌がひときわ目立つその美人は、3×5メートル程の洞穴のような場所で、数千匹のサソリを身体中に這わせ、全く恐れる様子もなく微笑みさえ浮かべている。その様子は、まさにサソリ達と楽しく遊んでいるかのようである。見物している客達一同は、息を飲み目を点にして見入っている。 ショーの休憩時間に、プローイさんがジェーンチラーさんをインタビューした。 「私はバンコク出身です。友人から、この虎園でサソリと戯れる勇気ある女性を募集していると聞いて、応募しました。私は、それまでサソリを触ったこともありませんでした。始めの頃は、サソリと慣れるために、エサとして虫、例えば白蟻や青虫などを自分の身体に乗せて、それをサソリに食べさせました。最初はサソリのハサミに挟まれたり、刺されたりして、治るのに3〜4日掛かりました。 現在、虎園に居るサソリの数が減ってきています。なぜなら、ここの特別メニューとして人気のある『メーン・ポンの宮廷揚げ』に使われているからです。そのため、虎園では村人にサソリの捕獲を委託して買い占めています。 ギネス・ブックには、既に五千匹のサソリと遊んだ、という外国の記録が登録されているので、私は、10000匹に挑戦してその記録を更新させたいと思っています。」 虎園の支配人、スッパドンさんは、「最初は、サソリのショーを行う予定はなかったのですが、“アメイジング・タイガー・シアター・ショー”という、63頭の虎とケニア人の男女10人が巻き起こす大スペクタクル・ショーの企画の準備段階で、一緒にそのショーに出演するタイ人女性が必要になり募集したところ、外国で放映されたCMでジェーンチラーさんがゴジラから逃げて来て、歩道橋から飛び降りる役を演じているビデオを見て、ショーの中で“虎の霊が乗り移る女性”役として起用しようと考えついたのです。そして、そのショーが始まる前の、若い女性がサソリと戯れる短いショーも担当してもらうことになったのです。
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