19才未亡人 レイプ後惨殺される
犯人は近所に住む男
今月十一日午後、サムットプラカン県にある『パイブン・ビル』二〇号室で、バンプー工業団地内の某製造会社勤務で、若くして未亡人のスダラットさん(一九)が殺害されているのが発見された。
死体状況から、スダラットさんはレイプされた後鋭利な刃物で首を切られ、さらに電気コードで首を絞められて殺されたものと推察された。
この事件が発表された翌日午前、サムットプラカン警察は、同工業団地の会社に勤める、ペチャブン県出身のサウェー(二四)を婦女暴行及び殺人容疑で逮捕。
事件後、警察が付近の住人に聞き取り捜査を行った結果、一七号室に住むサウェーの体のあちこちに傷跡が見られ、指にも噛まれたような跡があるという情報を得た。
そこで警察は、サウェーを署に連行し取り調べを行った。サウェーは、最初、警察の「体のその傷はどうしたのか?」との質問に対し、「転んで怪我した」とうそぶいた。しかし、その後の執拗な詰問に観念したサウェーは、ついにスダラットさん殺害を自供、次のように供述した。
「事件前、俺はビルの前の美容院で、仲間と一緒に酒を飲んでいました。部屋に戻ってもなかなか寝付けず、そのうち、男を部屋に連れてきたことのあるスダラットさんのことを思いだし、急にムラムラした気持ちになり、どうしてもセックスしたくなったのです。彼女の部屋に行くと、ドアは開いたままで網戸だけの状態だったので、網をナイフで切り開き、内側の鍵を外しました。部屋に侵入しても、寝入っていた彼女は全く気付きませんでした。そこで、ベッドにそっと近づき、毛布をまくり上げ、腹部を強く殴りました。スダラットさんが大声で喚くので首を強く絞めようとしたら、激しく抵抗、俺の右手中指に思い切り噛みついてきたのです。噛みついたまま放そうとしないので、カーッとなった俺は、さらに膝で腹部を強く蹴り上げました。その後、動けなくなった彼女の衣服を剥ぎ取り、レイプしました。他人に喋られることを恐れた俺は、彼女を殺してしまおうと決意、ナイフで首を二ヶ所切り、それでもまだ不安だったので、アイロン・コードで首を絞めて殺しました。彼女が完全に死んだことを確認した後、自分の部屋に戻り、何事もなかったように寝ました。翌朝、仕事に出掛けようと家を出たところ、逮捕されたのです」。
警察の発表後、現場検証を行ったが、一目犯人の顔を見ようと集まった千人近くの野次馬を整理するため、百人の警察官を動員、警備に当たった。
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