鉄柵に首が串刺し
2階のベランダから落下
今月八日午前、パホンヨーティン警察に、チャトチャック区ラチャダピセク通りにあるタウンハウスで、塀の矢型の鉄柵が女性の首を突き抜ける事故が起きたとの通報が入った。
現場は二階建てタウンハウスの裏の塀で、負傷者を野次馬が取り囲んでいた。
塀の中程に、苦しそうな表情で女性が矢型の鉄柵に引っかかっていた。矢型の先の尖った鉄柵は、女性の首の後ろに刺さり後頭部に突き抜けており、大量に出血。女性は激痛に耐えかねて泣きわめき、救助を待っていた。
女性に鉄柵がこれ以上深く刺さらないよう、近所の知人数人が女性の体を支えていた。
今回、悲惨な事故にあった女性は、そのタウンハウスに住むプラパシーさん(五六)。
警察のレスキュー隊員がコンクリートに接合されている鉄の部分約一メートルを切断。鉄柵が刺さったままのプラパシーさんをタンカーに乗せ、病院に運んだ。
病院では、まずレントゲンを撮り、その後、約一時間かけて鉄柵を抜き取る手術が行われた。
プラパシーさんはアメリカのホテルで働いていたが、先月二十七日にバンコクに戻ってきたばかりだったという。その後、姪と同居することになり、家の中の仕事を手伝っていたという。
事故直前、プラパシーさんは二階のベランダで、手すりを背にして洗濯物を干していたが、急に頭がフラフラし、そのまま背中から落下。たまたま落ちた場所にあった塀の鉄柵に突き刺さったものと思われる。
病院で手術を執刀した医師は、
「矢型の鉄柵は首の骨をそれて突き刺さり、頭部の皮膚にかけて突き抜けましたが、幸い頭蓋骨を外れているため、神経系統には異常はないでしょう。一〜二日間の入院で退院出来ると思います」
と語った。
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