電話中に押し入り現金を奪う

他にもバイクでひったくり


 

 今月十二日午前七時、バンコク都内タープラ警察は、ラーチャブラナ区スックサワッド、ソイ三六内にある『シータイ・スーパーウェア』という会社の従業員ポンサック(四二)を逮捕、証拠物件としてバイクを押収した。

 この事件は、今月八日夜、タープラ通りにあるサーイプラシット商業学校二年生のエーさん(仮名)という二〇才の女性が、タープラ警察に被害届を提出した事から発覚した。

 被害届の内容は以下の通り。

 同日夜八時三〇分頃、学校が終わって帰宅する途中、エーさんは学校近くの歩道橋の陰にある公衆電話に入った。電話している最中に、一人の見知らぬ男が突然電話ボックスの中に入ってきて、カッターナイフをエーさんの首に突きつけ、エーさんが持っていたバッグの中から財布を取り出すと現金二五〇〇バーツを抜き取った。

 男はさらにエーさんの首を締め、

 「他に何か金目の物は無いのか?!」

 と脅した。

 エーさんが、

 「ありません…」

 と答えた途端、男は興奮してエーさんの胸や下半身など全身を触りまくり、その後、カワサキのバイクに乗って逃げ去ったという。

 ポンサックは警察での取り調べに対し犯行を認め、

 「エーさんの金を盗みました。理由は会社の給料では足りないからです。今月はじめにも、夜八時頃、サトン橋の下で、バイクに乗ったまま、通りがかりの女性からハンドバッグをひったくりました。その時は現金三〇〇バーツだけしか入っていませんでしたが…。八日の朝も、ラチャダー・タープラ通りのトヨタ・ショールーム前を歩いていた女性の首から重さ五〇サタンの純金のネックレスと仏様のお守りを引きちぎりました」

 と供述した。

 警察はポンサックを、強制猥褻と恐喝窃盗の容疑で逮捕。他にも被害者はいると推察されるため、面通しなどを行い捜査を続けるとしている。


[BANGKOK SHUHO]