「泥棒を逮捕してくれた警察官に娘をあげます!」

この噂に署内は大パニック
家族の中に警察官が居てくれたら、と母親が〃英断〃


 プレー県内で雑貨屋を営むブアリアンさん(四六)は、プレー警察の警察官の誰でも良いから娘のランプン(二六)と結婚して欲しい、と公表、大きな話題を呼んでいる。

 ブアリアンさんの家には過去四回程泥棒に入られているが、これまで一度も犯人は逮捕されていないことから、犯人を是が非でも逮捕して欲しいと思い余った結果の決断だという。しかし、ブアリアンさんの娘婿になるためには条件があり、先ず独身で性格が良い人、本当に娘を愛してくれる男性に限るという。

 この噂が世間に広がると、警察署内は大騒ぎとなった。

 今月三日、マスコミはブアリアンさんの自宅を訪ね、噂の真相に迫った。

 ブアリアンさんはインタビューに応じ、次のように語った。

 「私が発表した事は本当のことです。今まで何度も泥棒に入られて、不安で夜もおちおち眠れない状態なのです。どうしても家族の中に警察官が居て欲しいのです。そうすれば家族の者も安心出来、守ってもらえると考えています。いずれにせよ、最終的には娘の判断によるのですが・・・。」  また、ブアリアンさんの夫シンホンさん(五六)も、「警察が本当に犯人を逮捕してくれたら娘の件については反対はしません。噂が広がりこんなに大きなニュースになってしまったことには、かえって喜んでいます。娘婿になる人に関しては、良い人だったら警察での役職にはこだわりません。」と話している。

 マスコミは噂のヒロインである娘のランプンさんに、母親の発表についての感想を聞いてみたが、ランプンさんは顔を赤らめて恥ずかしがるばかりで、自分の意見を語ろうとはしなかったという。

 ワントン警察署のシーブット警察官は、「ブアリアンさんの発表は、四回も泥棒に入られて落ち込んだ自分自身を力づけるためのものではないでしょうか。ランプンさんは美人でスタイル抜群の女性のため、きっとじきに期待にそうような相手が現れることでしょう。プレー警察では現在犯人を捜査中ですが、ブアリアンさんの婿になりたいためではなく、警察官の任務として捜しているのです。私の部下にも真面目で将来性のある若い警官が何人かいるので、ブアリアンさんの娘婿になる機会があるかもしれませんね」とコメントしている。


[BANGKOK SHUHO]