元気のないオジサマ族に朗報、 スッポンの卵入り酒で甦る「パワーと持久力」

中国では古来から不老長寿の妙薬として伝わる


 タイ語のスラングに「チャーイ・マクア・パオ(焼きナス男)」という言葉がある。焼いた茄子のように萎んだ〃モノ〃を持つ男性のことをこう呼ぶらしい。

 そんな悩みを持つ方には救世主とも思われる人を紹介しよう。

 台湾種スッポン養殖業界のソムディットさんである。ソムディットさんは、『スッポンの卵入り酒』について次のように語った。 「このブレンド酒は酒飲みや五〇才以上の方を対象にしています。これらの方々の多くはご自分の〃モノ〃が思うように役立たない、という悩みを持っています。従来の同種の薬は、一時的には効果が見られてもまたすぐ元に戻ってしまうことが多かったようです。しかしこのブレンド酒は、パワーが甦り、セックスの持久力が伸びると高く評価されています。また、滋養作用もあるため、出産後の女性や更年期の女性にとっても、皮膚がつやつや生き生きしてくるという効果もあります。まさに『サーオ・パン・ピー(いつまでも若さを保っている女の人のこと)』と言われる程になれるのです」。

 ソムディットさんは、現在二種類のスッポンの卵入り酒を製造している。一つは、普通の酒に漬けたもの、もう一つは朝鮮人参酒に漬けたものである。一瓶には八〇〜九〇個のスッポンの卵が入っており、いずれも一瓶三〇〇〜四〇〇バーツ。最近では他の民間会社も同様のブレンド酒を製造し始めているという。

「このようなブレンド酒は、中国では古来から長寿の薬として民間に伝わっていました。一日三〜五個のスッポンの卵を食べ続けると、一週間で明らかに効果が顕れるとされています。以前は中国と韓国から沢山の注文がありました。その頃は、肉の値段がよく、卵は安かったので、業者は皆卵を孵化させていました。その後、中国のスッポン養殖業者保護のため、中国への輸出が禁止され、肉の値段が一キロ当たり四〇〇〜五〇〇バーツから百バーツ台にまで下がってしまったのです。タイのスッポンは養殖コストも安く、成長も八ヶ月しかかかりません。中国では寒いために成長するまでに十八ヶ月もかかります。数年前にはスッポンの肉が一キロ七〇〇〜八〇〇バーツの高値で外国に輸出されていたことから、国内でスッポンを養殖する人が増えてしまいました。そこで、スッポンの卵で何かできないかと試行錯誤した結果、滋養強壮薬として『スッポンの卵入り酒』を考案したわけです」。


[BANGKOK SHUHO]