1999年度ミス・ティファニー
ロサンジェルスの国際的ゲイ・コンテストに出場
世界にタイのゲイの美しさを宣伝したい
タイの社会において、ゲイが第三の性として認められることを目的とした『ミス・ティファニー一九九九』という美人コンテストが開催された。
晴れて『ミス・ティファニー一九九九』の栄冠を手にしたパッタリヤーさん(一九 愛称/ノン・オー)は、身長一七四センチ、体重五四キロ、スリーサイズは上から三五・二五・三六インチとモデル顔負けの超ナイスバディー。ミス・タイランド・ワールドのメータニーさん(愛称/ルークゲーッ)によく似た美人だ。
今回、タイの美しいオカマを世界に紹介するため、アメリカのロサンジェルスで行われる国際的ゲイの美人コンテスト『ミス・クィーン・オブ・ザ・ビューティー』に参加するため渡米することが決定した。
八月二十四日午後、マスコミはバンコク都内のウィンザー・スィート・ホテルにおいて、『ミス・クィーン・オブ・ザ・ユニバース』の開催者であり、タイの有名なゲイでもあるDr.セーリーを招待し記者会見を行った。Dr.セーリーは、「今回初めて国外の国際的ゲイ・コンテストにタイ人を送ります。理由は、タイのゲイがいかに能力を持っているかを外国人に知ってもらう格好の機会だと思うからです。このコンテストに参加することによって、タイという国を宣伝でき、参加した人も新しい経験が得られるからです。この大会では、ミス・ユニバースと同様イブニング・ドレス、各国の民族衣装、そして水着の審査が行われます。九月五日にロサンジェルスのウィルシャー・グランド・ホテルで開催されます」と抱負を語った。
パッタリヤーさんは、マスコミの今回遠征するコンテストについて聞かれると、「もう準備は万端です。今はタイの女性としての正しい礼儀作法と、外国で紹介するためのタイの文化を勉強しています。もちろん私自身の健康とお肌のコンディションにも気をつけて、毎日女性ホルモン剤を二錠飲んでいます。これを飲むとお肌がすべすべになり美しくなるんです」と自信に満ちた表情で答えた。
パッタリヤーさんはまだ性転換の手術をしていない。女性ホルモンが体内で五〇%以上にならないと手術は出来ないため、現在腕の良い医師を捜しているところだという。しかし、今回のコンテスト出場に関しては何の問題もない。
ミス・ティファニーに選ばれてからパッタリヤーさんの人生は激変した。
田舎から出稼ぎのために上京し、皿洗いなどをしながら一日一〇〇バーツ程の給料でギリギリの生活を送っていた。しかし、ティファニーに入賞してからは、収入も増え、好きな服も買えるようになった。
パッタリヤーさんは、「自分のボディは女性に負けないくらい、いやそれ以上にセクシー」と自信があり、将来はトップ・モデルになりたいという夢もある。
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