白昼、美容院に2人組のヘルメット強盗、 従業員と客6人を手錠で監禁

貴金属、現金などを奪いバイクで逃走


 今月十六日午後二時二〇分、バンコク都内カンナーヤーオ警察に、バーンケン区クーボーン通りにある美容院『サグンティップ』で強盗事件が起きた、との通報が入った。

 現場は三階建てショップハウス。一階が美容院、二階と三階が住居となっている。

 被害者は、六人の女性で、警察が駆けつけた時にはショックと恐怖からガタガタと震えていた。六人はお互いの手首を手錠で繋がれ、口は騒がれないように黒いガムテープで塞がれていた。

 被害者は、美容院のオーナーであるサグンティップさん(五一)、従業員のアンポーンさん(二六)、タッダーブサヤーさん(一八)、パンニパーさん(一七)、そして客のスパワディーさん(三二)とクワンシリーさん(一九)の六人である。

 サグンティップさんは警察からの事情聴取に対し、次のように証言した。

 「私達がお客様の髪の毛を扱っている時、突然胡散臭い男が二人店に入ってきました。男達は顔が見えないようにヘルメットを被り、紺色の服を着ていました。男はいきなりジャケットのポケットからピストルを取り出すと私の側に来て、「動くな!何もしないから騒ぐな!!」と命令したのです。そして六人を店の裏に連れて行き、手錠でお互いの手首を繋ぎ合わせ、さらに犯人が持っていたガムテープで全員の口を塞ぎました。そして一人一人から身に着けていたネックレス、イヤリング、指輪などを奪い取りました。合計重さ五バーツの純金と現金二万バーツ程が盗まれました。その後犯人は私達六人をトイレに閉じこめたのです」

 サグンティップさんは、犯人には中部訛りがあるとし、声に聞き覚えがあるという。

 さらに犯人はサグンティップさんに、「朝仕事を捜しに行った会社からは受け入れてもらえず失業したので、これから銀行強盗をしにいこうと考えている・・・」などと犯行に及んだ動機を漏らしたという。

 犯人がバイクに乗って逃げるところを近所の人が目撃していたため、警察は直ぐに指名手配の指示を出し犯人逮捕を急いだ。


[BANGKOK SHUHO]