身長一三〇センチ、右手喪失、言語障害のハンディに負けることなく 明るく一家を支えるサムロー運転手


   今月一日、サムットプラカーン県パークナーム市場付近で三輪車のサムローを運転して両親を養っている身長一三〇センチの男性が居る、という噂を聞きつけたマスコミは、早速取材に赴いた。

 その噂の親孝行の男性の名前は、ティアさん(三八)。バーンピン集合住宅地の家に父親のニットさん、母親のイットさんとの三人で暮らしている。

 ティアさんは、身長一三〇センチ、体重は五〇キロ。右手は手首から先が無く、喉の扁桃腺が一般人よりも短いため発音がハッキリ聞こえないというハンディを抱えている。

 マスコミが家を訪ねると、ティアさんの体に合わせて特別に改良したサムローが置かれていた。

 ティアさんは、マスコミからのインタビューに応じ次のように語った。

「私は五人兄弟の末っ子です。家が貧しいので皆バラバラに生活しています。私だけが家ていますが、誰からも差別されたくありません。気を落さずに働いてきたお陰で、自分と両親との生活を守っていると言う事を世間の人々に見せられるようになりました。皆さん、体が不自由な人に対してイヤな態度を示さないで下さい。そして現在の不景気の中でも心を強く持ってガンバッテ下さい。」と呼びかけた。


[BANGKOK SHUHO]