五十男が2才女児に猥褻行為

母親の訴えで逮捕、男は容疑を全面否定

 今月二十四日午後二時、児童保護基金のモントゥリー会長と二才四ヶ月の女の子ダウちゃん(仮名)、そして母親の三人は都内ブッパラーム警察を訪れ、ダウちゃんに対して連続的に猥褻行為を行ったテンという五十才の男を逮捕して欲しいと訴え出た。

 モントゥリー会長の話しによると、今月二十二日の午後五時頃、ダウちゃんの母親は児童保護基金に助けを求めて駆け込んできた。母親の訴えは次の通りである。

 「娘のダウが、テンという皮膚の浅黒い、頭髪の薄い小太りの男から、トンブリー区のブッパラーム寺院前の家の中で強制的に猥褻行為を受けました。私は夫と結婚して十年、一人娘のダウが居ます。私達夫婦は共稼ぎなので、昼間子供の面倒を見ることができません。それで、ブッパラーム寺院の前に住むギャオさんという女性に、月四、〇〇〇バーツで、朝の八時三〇分から夜七時までの間ダウを預けています。ギャオさんの家は木造二階建てで、部屋を小さく間仕切りして人に貸しています。テンは二階の一室に奥さんのゲーオと一緒に住んでいます。今年の二月のある日の夜十時頃、ダウが自分の股間を押さえて、〃お母さん、ここが痛いのぉ・・〃と言って来ました。私がダウのその部分を見てみたところ、赤く爛れていましたが、きっとウンチが上手く出ないためにかぶれてしまったのだと思い、特に心配もしませんでした。でも、毎回ダウをギャオさんの家に迎えに行く度に、〃お母さん、ここが痛いよぉ!〃と泣きながら訴えるので、おかしいなと思い始めたのです。テンの話をするとダウが怯えるのも変だと思いました。そして・・・四月九日、その日は私と夫の二人でダウを迎えに行ったのですが、ダウはお父さんの近くに居ても元気が無くボーッとしていたのです。帰宅しても、又ここが痛いと泣き続けるので、とうとうダウに話を聞くことにしたのです。途切れ途切れのダウの話から理解できた事は、テンが自分のペニスをダウの股間に無理矢理挿入したという事です。ビックリした私が、もう一度ダウのお尻と股の部分を調べてみると、赤く爛れて腫れ上がり見るからに痛々しい状態でした。夫と相談して、ダウを警察病院に連れて行き検査を受けさせた結果、無理矢理性的虐待を受けた形跡が見られると診断されました。その後病院の担当医の勧めで警察に訴えることにしたわけです」

 警察は、捜査官の協力を得て家の前に張り込み、同日午後三時三〇分テンを署に連行した。

 警察での取り調べに対し、テンは全面的に容疑を否定。次のように証言した。

 「私は四〜五年前からギャオさんの家の二階の一室を借りて住んでいます。ピックアップの運転手をしているので、毎日朝七時三〇分には家を出て、夜中の十二時頃帰宅して寝るだけという生活をしているので、この家の人達ともあまり付き合いはありません。たぶんその女の子が私を見て怖がるのは、私がいつも黒いサングラスを掛けているからでしょう。私には子供が二人居ます。長女は既に大学を卒業し、長男は十才になります。ギャオさんは何人もの子供を預かっていますが、今まで何の問題も無かったのに、何故今回私がこんな目に遭わなければならないのか全く分かりません」

 警察は、テンを十五才以下の女児に対し猥褻行為を行った容疑で逮捕し、同時に十五万バーツの保証金を課した。また、今後さらにテンを詳しく取り調べ、二十五日には被害者のダウちゃんを呼び確認を行うことにしている。


[BANGKOK SHUHO]