一九一(警察緊急通報用電話)
警察官三人がパトロール警官に暴行

拳銃と携帯電話を奪って逃走


今月十五日午前零時十五分、都内サムセーン警察内のバイク・パトロール警官(コード番号:一二一二)であるピシット警察伍長が体中をボコボコに殴られ重傷を負ったことを訴え出た。

 訴えによると、ドゥシット区ピサヌローク通りにあるレストラン「ビッグ・ブーム」の前で、警察緊急通報用電話一九一の警官三人から殴る蹴るなどの暴行を受け、所持していた拳銃と携帯電話を盗まれた、とのことであった。

 ピシットさんが、管轄区域をパトロール中、「ビッグ・ブーム」の店の前を通りかかった時、三人の男達がピストルの引き金をカチャカチャ鳴らして遊んでいるところを目撃した。

 ピシットさんは、職務質問をするためにバイクを降りて三人の男達に近づいた。男達は全員酒に酔っており、警官の制服ズボンに白いTシャツを着た一九一の担当警察官であった。ピストルを出した理由は、彼らがサムローを呼んだところ断られた事に腹を立て、脅そうと思ってピストルを出したとのことであった。その際、サムローの運転手との間で言い争いも起きたという。

 話を聞いたピシット警察伍長は、大した問題では無いと判断し、三人の年齢も近いことから、「落ち着いてピストルをしまって下さい。万一発砲したら住民に大きな迷惑がかかりますから。」と注意した。すると、三人の中の一人が「お前の役職は何なんだ?!」と怒鳴った。ピシットさんが「私は警察伍長です。」と答えると、「俺は警察軍曹だぞ!お前の先輩だぞ!」と怒りだした。そして、残りの二人がピシットさんの後頭部をピストルで強く殴り、 今月十三日朝、マスコミが発表したところによると、十二日夕方、スパンブリー県出身の郡会議員であるシュアン氏(五七)がウートン警察を訪れ、自分が十八才未満かつ妻以外の女性をレイプした疑いをかけられているが、自分には全く身に覚えのない事であると訴え出た、ということを伝えた。

 先月十五日夜、カンチャナブリー県出身のOさんとAさんが高二の娘トゥッカターさん(一六/仮名)を連れて、ウートン警察へ出向き、「娘が県議のシュアン氏に騙されてレイプされた上、猥褻写真を撮られた。」と訴え出た。

 訴えの詳細は次の通りである。

 娘のトゥッカターさんが友人と一緒にウートン市場に買い物に出掛けた時、途中知り合いの村長に出会った。村長はスパンブリー郡の議員であるシュアン氏を紹介。しばらく会話を交わすうちにすっかりうち解けて親しくなったシュアン氏は、街まで遊びに行こうとトゥッカターさんを誘った。トゥッカターさんは、シュアン氏を立派な大人で信頼出来ると思い、シュアン氏の誘いを受けて彼の愛車ベンツに乗り込んだ。一緒に居た友達は先に家に帰ってしまった。街に行く途中で、シュアン氏は土砂を採掘している場所を見に行こうと言い、人気の無い、カオディーサラック寺院裏のユーカリ林の中にトゥッカターさんを連れて行った。シュアンは、そこで、トゥッカターさんに衣服を脱ぐように命じた。抵抗するとピストルで脅されるので、怖くて言う通りにするしかなかったという。その後、ベンツの中で、トゥッカッターさんはシュアンから激しくレイプされた上、裸の写真を何枚も撮られた。トゥッカターさんは、警察や他の人には絶対に言わないからフィルムを返して欲しいと懇願したが、シュアンは全く聞く耳を持たなかったという。その後、ウートン・ホテルで家に帰すと言われたが、ホテルに到着すると、無理矢理部屋まで連れて行かれ、そこで再びレイプされた。その後、ようやく家に戻されたトゥッカターさんから、全てを打ち明けられた両親は、娘を伴いウートン警察に訴え出た次第である。

 今月十五日午前零時十五分、都内サムセーン警察内のバイク・パトロール警官(コード番号:一二一二)であるピシット警察伍長が体中をボコボコに殴られ重傷を負ったことを訴え出た。

 訴えによると、ドゥシット区ピサヌローク通りにあるレストラン「ビッグ・ブーム」の前で、警察緊急通報用電話一九一の警官三人から殴る蹴るなどの暴行を受け、所持していた拳銃と携帯電話を盗まれた、とのことであった。

 ピシットさんが、管轄区域をパトロール中、「ビッグ・ブーム」の店の前を通りかかった時、三人の男達がピストルの引き金をカチャカチャ鳴らして遊んでいるところを目撃した。

 ピシットさんは、職務質問をするためにバイクを降りて三人の男達に近づいた。男達は全員酒に酔っており、警官の制服ズボンに白いTシャツを着た一九一の担当警察官であった。ピストルを出した理由は、彼らがサムローを呼んだところ断られた事に腹を立て、脅そうと思ってピストルを出したとのことであった。その際、サムローの運転手との間で言い争いも起きたという。

 話を聞いたピシット警察伍長は、大した問題では無いと判断し、三人の年齢も近いことから、「落ち着いてピストルをしまって下さい。万一発砲したら住民に大きな迷惑がかかりますから。」と注意した。すると、三人の中の一人が「お前の役職は何なんだ?!」と怒鳴った。ピシットさんが「私は警察伍長です。」と答えると、「俺は警察軍曹だぞ!お前の先輩だぞ!」と怒りだした。そして、残りの二人がピシットさんの後頭部をピストルで強く殴り、その衝撃でピシットさんの帽子が吹っ飛ぶほどであったという。男達は、ピストルを地面に向けて数発発砲。一発がピシットさんのズボンに命中したが、幸い怪我は無かった。

 その後、ピシットさんは三人から殴る蹴るなどの暴行を受けた。男達は倒れて苦しんでいるピシットさんから拳銃と携帯電話を奪い取りそのまま逃走した。

 訴えの調書を取った後、警察はピシットさんをワチラ病院に連れていき治療を受けさせた。担当医の診断によると、ピシットさんは鼻の骨が折れ、全身に打撲傷があるとのことであった。

 警察が事件現場を調べに行くと、地面にはおびただしい血痕が残されていた。

 事件の一部始終を目撃していたレストランの専属歌手は、「彼らは半身は警察官で、半身は悪者です!」と証言。警察は早速一九一本部に連絡を取り、三人の捜査を開始した。

 ピシットさんは三人の警察官の顔をハッキリと覚えており、必ず逮捕し裁判で裁いてみせると、怒りに震えながら語った。

 同日午後二時、逃げ切るのは難しいと判断した三人は自ら警察に出頭した。名前はピラチェート、スナイ、ウティチャイで、三人とも警察軍曹のポジション。

 しかし、勤務時間内傷害の容疑に関しては、三人とも全面的に否定しており、今後徹底的に闘うと息巻いた。

 面通しを行ったピシットさんは、この三人が犯人であることを確認。

 警察は、現場に落ちていた拳銃の薬莢を調べて確証付けをするとしている。

 ピシットさんは、「同じ職務の同僚からこんな目に遭わされたことを遺憾に思います。これが一般の住民に対して行われていた事だったら、もっとヒドイことになっていたでしょう。こらから裁判で徹底的に真実を追求します。」と力強く語った。


[BANGKOK SHUHO]