忽然と消えた宝くじ一等券
三〇〇万バーツの夢は叶うのか

南パタヤに住むゲイの男性が警察に涙の駆け込み訴え


 今月二日夜、チョンブリー県バーンラムン郡パタヤ警察が通常通りの勤務を行っていると、一人の若い男性が親戚の人と一緒に息せき切って駆け込んで来た。

 男性は、ローイエット県出身で現在南パタヤに住むサックダーさん(一八)。

 サックダーさんは、一等に当たった宝くじ券が消えてしまったとのことで、警察に被害届を提出、他人がその券を使用できないよう緊急に対処して欲しいと訴えた。

 一等の宝くじを紛失し、力無く肩を落としたサックダーさんは、ショックを隠せない様子で事の事態を次のように説明した。

 「今月一日、どんな数字でも気にしない気持ちで、南パタヤにあるチャイモンコーン寺院の市場で、一枚あたり四十五バーツの赤十字発行の宝くじを買いました。その日の夕方、何気なく新聞を開いたところ、二十八回目の赤十字発行の宝くじの一等の番号が、私が市場で買った八七二七九五だったので、腰が抜ける程ビックリしました。三〇〇万バーツの金額が当たったのですから・・・。それで夢ではない事を確認するために友人を呼び、間違いなく自分のものである事を実感しました。そして、友人と一緒に南パタヤの〃KC COLOUR LAB〃という写真屋に行き、記念にその宝くじのコピーを撮ることにしたのです。その際、券の裏側に自分の姓名を記入しました。コピーを撮り終えた後、自宅へ戻り、翌朝早くに三〇〇万バーツに換金に行こうと考えていました。私は平凡なゲイですが、明日からは大金持ちに変身するんだ!という気持ちで昂奮していました。私はもう一度その宝くじ券を拝みたくなり、捜したのですが何処かに消えてしまっていたのです。何時何処で紛失したのか全然分かりません。シャツとズボンのポケットを何度探してみても見つかりませんでした。コピーを撮った写真屋に行って尋ねましたが、店の中には有りませんでした。そこで親戚の者と一緒に急いで警察に被害届を出しに駆け付けたのです」


[BANGKOK SHUHO]

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