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妊娠4年目!! お坊さんからは、「ルーク・クローク(幸運をもたらす死産児)」とのお告げ 病院で初めての〃妊娠〃を宣告された後、四年経った現在もまだお腹の子は生まれて来ない、そして異常な境遇に耐えられなくなった夫は二年程前に家を出てしまった、そんな不思議な体験をしている女性がいるとの噂が広まり、村人達の間では「何か別な生き物が生まれてくるのではないか・・・」と、まるでホラー映画のような事を言う者まで出てきているという。 この様な情報をキャッチしたマスコミは、五月七日の朝、ナコンパトム県ドーントゥーン郡の村に住むという〃噂の妊婦〃の家を取材する為に訪れた。 家主の女性はスパンさん(三七)。自宅でミシンを踏み、委託された洋服を仕立てる仕事をしている。 マスコミから妊娠四年目の話を聞かれたスパンさんは、少し恥ずかしそうな面持ちで次のように話し始めた。 「私は六年前に夫のチャル(四二)と結婚し、夫の家で暮らし始めました。一九九五年に初めて妊娠した事が分かった時は、二人とも大喜びしました。最初、私は酸っぱい物や甘い物が無性に食べたくなるという身体の異常に気付いたので、夫に付き添ってもらいスーン・ナコンパトム病院へ検査を受けに行きました。医者からは〃妊娠間違いなし〃と診断され、その年の九月が予定日であると言われました。しかし、予定日が過ぎても出産の兆候も見られなかったので、がっかりした私達は再び病院に行き検査を受けることにしました。その時、医者は妊娠している事だけは確認してくれましたが、なぜまだ生まれないのかについては、何も理由を説明してはくれませんでした。その後、夫は私をラーブリー県市内第七区にある〃母子保健所〃に連れて行き、再検査をお願いしました。その時は妊娠二年目で、お腹は一般の妊婦と同じように大きくなっていました。しかし、お腹は硬く痛みはありません。保健所の診断によると、あと数ヶ月後には出産間違いないと言われましたが、その後約一年経っても生まれる兆しはありませんでした。結局、夫のチャルは〃他の夫婦のような幸せにはなれないのか・・・・〃と不満を漏らし始め、〃別な所に仕事を捜しに行く〃と言って家を出たまま、もう二年近くも全く連絡がありません。私はミシンで洋服を仕立てる仕事をしながら何とか生活できるので、実家のあるマハーサラカム県には帰らず、この家で夫の帰りを待っているのです。これまで、数ヶ所のお寺を訪ね、僧侶に〃自分のお腹の中に居るのは何なのか?〃と聞きました。どの僧侶からも〃それは、ルーク・クローク(五体を有する死産児で、きちんと供養して保管すれば両親に幸運をもたらすと信じられている)である。時が来れば自然に生まれて来る。しかし、この事は誰にも言ってはいけない。さもないと、心霊師がその子を奪ってしまうかもしれない〃と言われました。ですから私はこのお腹の事は黙っていました。とても不思議なことに、ワン・プラ(仏様の日)にはお腹がへこみ、それを過ぎるとまたお腹が大きく膨らむのです。そんな事がもう四年間も続いています。病院に行くと、〃妊娠しているのは確かだが、何故生まれて来ないのかは分からない。〃と医者に言われ、お寺に行けばお坊さんからは、〃ルーク・クロークが宿っているので誰にも言ってはいけない。〃と宣告され、自分でも何が何だか分からなくなってしまいました。お金も掛かるので、もう病院に行くのは止めました」 マスコミがバーンレーン病院の院長、シワウォン医師に〃妊娠四年目だがいまだに子供が生まれ出て来ない女性が居る〃話について聞いて見た。 シワウォン医師は、「お腹が硬くなる病気になった患者を診察した事はあります。スパンさんは妊娠ではなく、筋腫が出来ているのかもしれない。または、妊娠したがお腹の中で胎児が死んでしまい、そのまま硬くなり出産できなくなったのかもしれません。もしくは、胆嚢に異常があるのかもしれません。いずれにしても、スパンさんを詳しく検査してみないとハッキリした事は分かりません」と語った。
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