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若者の精神を狂人に変える薬物障害 ヤー・バー中毒の息子が金欲しさから父親を金鎚で惨殺
今月十二日早朝五時、スパンブリー県ドーンチェディー警察に、ドーンチェディー郡バーン・ワンドゥアン村で殺人事件が発生したとの通報が入った。 警察が現場の家に駆け付けると、そこには目を覆いたくなるような凄まじい光景が展開されていた。 家の中の梁からは、両手両足を電気コードで縛られた家主のトゥンさん(六〇)が太いチェーンで首を吊られ死亡していた。頭部と顔面は判別がつかない程何か硬い凶器でメッタ打ちにされて柘榴状に潰れており、身体中にも同様の傷痕が無数にあった。近くの床の上には、犯行に使われたと思われる血痕のこびり付いた木の棒と金鎚が発見された。 もう一人負傷者として伝えられた女性はトゥンさんの妻のソンポーンさん(三五)。顔面と体中を棒で叩かれて重傷を負い、既にドーンチェディー病院に運ばれたとのことであった。 犯人は、殺されたトゥンさんと先妻の間に出来た実の息子のトーイ(一九)とその仲間二人であると判明。三人は逃走した後だった。 警察は、病院で治療を受けた直後のソンポーンさんに事情徴収を行った。ソンポーンさんはいまだショックから立ち直れない様子で次のように事件当時の様子を語った。 「十二日の深夜午前一時頃、ヤー・バー中毒で日頃から性格が歪んで乱暴者のトーイが二人の仲間をピックアップに乗せて自宅に連れて来ました。私と夫は寝室で眠っていましたが、トーイは部屋に入って来るなり〃ヤー・バー!ヤー・バー!さっさと三千バーツを出せよ!〃と叫んで夫を無理矢理起こしたのです。しかし、夫はトーイの要望を拒否し金を渡さなかったため、腹を立てたトーイは家の中の物を売り払おうと外に運び出しました。その時夫がトーイの行動を阻止したことから大喧嘩になり、カーッとなり興奮し狂人と化したトーイは、二人の仲間と一緒に夫と私を木の棒と金鎚で力いっぱいメッタ打ちにしたのです。特に頭と顔を強く叩かれた夫は死んでしまい、その後死体となった自分の父親の両手足を電気コードで縛り上げ、首に鎖を巻き付け、そのまま梁に吊るしたのです。」 父親を殺害後、トーイと仲間達は家の中の物を運び出しそのまま車で逃走。犯人の三人はまだ逮捕されていない。
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